沿革・スタッフ・所在地


沿革:

昭和20年広島、長崎における原爆、昭和24年ビキニ環礁での核実験等が契機となり、放射能に関する研究が熊本大学の創立とともに始まった。熊本城内にあった医学部牧野堅教授が放射能の研究を開始され、昭和27年夏、天草臨海実験所において「中性子に関する勉強会」を持ち、理学部・医学部・薬学部・工学部・医学部附属病院・体質医学研究所より10数名が参加した。これが後の熊本大学放射性同位元素研究会の発足である。
その後、実験室の開設、放射線測定器の試作、購入が各学部で行われ、工学部においては、工業化学科の四宮知郎教授が研究を開始した。この頃から熊本大学放射性同位元素研究発表会が各学部持ち回りで開催されるようになり(現在まで回数約45、発表件数約400)、工学部放射性同位元素実験室30m2が昭和30年4月開設された。
昭和32年放射線障害防止法が制定され、昭和35年施行令、同施行規則が施行され、科学技術庁及び文部省の指導・監督が強化された。また、昭和36年12月より日本原子力研究所の原子炉、Co-γ線照射研究、昭和40年1月より京都大学原子炉実験所、昭和49年7月より立教大学原子力研究所の利用が全国の研究者に可能となった。
昭和42年秋には放射化学討論会全国大会が熊本大学工学部(委員長:四宮知郎教授)で開催され、その後、放射能・放射線に関する諸研究が飛躍的に進展し、将来の研究の発展と市民への啓発活動を目的として国際放射化学シンポジウム組織委員会(組織委員長:岸川俊明助教授)を立ち上げ、平成9年10月にはDr. Roald Hoffmann(ノーベル賞受賞者)、有馬朗人(東京大学名誉教授)等を招待し国際放射化学シンポジウム’97および第41回放射化学討論会を熊本大学工学部を会場として開催した。
平成8年にはセーフティーカルチャーに則した黒髪地区放射性同位元素総合研究室棟に改築され、平成15年には大学組織の改組に伴って生命資源研究・支援センターの施設として、アイソトープ総合センター、黒髪地区放射性同位元素総合研究室、本荘地区放射性同位元素総合研究室および薬学部放射性同位元素総合研究室が統合され、「生命資源研究・支援センターアイソトープ総合施設黒髪地区アイソトープ施設」となった。

スタッフ:

総括(学長): 原田 信志 
管理部局長(生命資源研究・支援センター長): 尾池 雄一 
施設責任者(黒髪地区アイソトープ施設長): 新留 琢朗 
放射線取扱主任者(総括): 川越 保徳 
放射線取扱主任者(施設管理担当): 上村 実也 
放射線安全管理者: 齋藤 希



所在地:
〒860-8555 熊本県熊本市中央区黒髪二丁目39-1
TEL / FAX :096-342-3782